20代前半の私は身体の痛みに悩まされていた。
突然「ウッ」となると体の半分が痛み、息もよく吸えな位になる。
その痛みが消えるまで1週間かかりやっと治って1週間たつと反対側が同じく痛む。
肩甲骨の位置も左右の足の長さも違い(よく道で転んだ)背骨全体がずれてしまっていた・・・
カイロプラクティックに回数券を買って通ったが一向に治らない・・・・
ある時古いお弟子さんがヨーガに誘ってくれた。
義理もあり仕方なく行ってみると、周りは私よりずっとお年を召した方ばかり・・・
その中で一番身体が硬いワタシー
あるポーズをとったら背骨がバリバリーと音をたてた。
その途端「自分でやるカイロプラクティック!」とヨーガにのめり込んだ。
症状はその後ほとんどでなくなってきたが何となく行き詰まっている時 NHKの訪問インタビューを見て野口体操に出会った。
からだに関する考え方がガラガラと音を立てて私の中で変わった
たまたま家から近い落合の教室、曜日も私が行ける火曜日!
それから先生が亡くなるまでの15年間直接の指導を受けられた。
これは今の私にとっての大きな財産となる。
なかなかこの体操を説明するのは難しいのだが、それを羽鳥操さんが見事によみがえらせてくださった。
(羽鳥さんが小学校の先輩であったこともビックリな話なのだが~)
先生の著書「原初生命体としての人間」に興味を持っている方も多いが
この本を読むとより深く分かりやすく理解できると思います